歯科医院開業

歯科医院をテナントで開業するときの注意点

成功する歯科医院づくりには様々なテクニックがあります。

そして、成功する=≪勝てる歯科医院≫を作り上げていく必要があります。

 

医院を新規開業する場合、大きく分けて、一戸建てかテナントでの開業になるかと思います。

今回は、テナントでの開業についてお話が出来たらと思います。

テナントビルで開業することにより、初期費用が抑えられる、物件の選択肢が多い、立地条件が良い、移転が簡単にできるなどといったメリットが沢山あります。

しかし、テナントビルでの開業において、上記のようなメリットもありますが、注意しなければいけない点があります。

 

もくじ

テナントで歯科医院を開業する際に注意するポイント

 

1.同じビル内の店子(借主)確認

テナントの場合、建物の入り口、エレベーターといった共用部はほかの店と一緒に使用します。同じビル内に飲食店や学習塾といった店舗が入っていると患者さんから苦情が入ることもあります。飲食店の場合、医院内に匂いが上がってくるなどの可能性もあります。

また、子供が多く通う学習塾が同じビル内に入っている場合、共有部である入り口付近に多くの自転車が止まっていたり、エレベーター内での飲食や会話が騒音となり、不快に感じる患者さんがいるかもしれません。

どんなに交通の便が良く立地条件が良くても、周りの環境が適していないものだと、患者さん気に入ってもらえない事や他のテナントとトラブルになってしまう事があるので、しっかりと確認しておくことをおすすめします。

 

2.安全面の問題

テナントで古くに建てられた建物には人体に悪影響を及ぼすアスベスト含有建材が使用されていることがあります。

アスベストとは、かつては断熱性や耐火性、耐久性、吸音性などにすぐれ建材に多用された天然の鉱物繊維でした。しかし、人体に悪影響を及ぼす危険性があることから使用が規制されるようになりました。平成18年以降に建てられたものなら心配はいりませんが、念のため確認、必要に応じて調査しておくと良いでしょう。

 

3.広告や看板の制限がないか

一戸建てのクリニックの場合、医院の前や屋外に看板を設置することができます。

しかし、テナントの場合、市町村の条例やビルの条件などで看板を出してはいけない場所も少なくはありません。

看板が出せない、出せたとしても目立たないようなものだと集客は大変難しく、患者さんの目に止まることもありません。

また、広告には掲載期限を設けているビルもございますので事前確認しておきましょう。

 

4.電源の容量確認

医療機器は電力を多く消費するものが多い為、電源の容量確認は必ず行っておきましょう。

特に歯科医院では様々な機器を使用しますので、医療機器、その他の家電なども併せてリストアップして使用容量を必ず確認しておきましょう。又、単層200Vが引き込まれているかも大切なチェック要素です。

 

5.将来的にユニット数を増やせるスペースがあるか

開業時はコスト面や集客など何かと不安がつきものですのでユニットの数や医療機器を最小限にするケースが多いです。

しかし、経営状態が安定し、利益が十分に出るようになったらユニット数を増やすなどの投資をしていきますが、スペースが足らずユニットを増やせない、などの悩みに直面してしまって仕方なく移転しなければいけなくなる可能性もあります。

そうなってしまうと、移転費や無駄なコストがかかってしまいます。開業時に拡張した時のことも踏まえしっかりと進めていきましょう。

 

このように、テナントでの開業を検討されている方は、様々な点に注意し物件探しをしなければなりません。しかし、テナントでの開業は、資金面や医院の方針に合った立地が見つかると、軌道に乗るまでも早く成功する近道でもありますので、ご紹介した注意点も視野に入れ、物件探しをしてみてください。

 

株式会社シバタホームズでは歯科医院の新規開業、リニューアルにおける

≪勝てる歯科医院づくり≫のご提案をさせていただいております。

 

ご希望に沿って、オンラインでのお打ち合わせも可能ですので、経験豊富な株式会社シバタホームズに是非一度お問い合わせください。

 

 

 

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