成功する歯科医院づくりには様々なテクニックがあります。
そして、成功する=≪勝てる歯科医院≫を作り上げていく必要があります。
これから開業をお考えの先生にとってクリニックの設計やデザインはとても大切な要素になります。
今回は、設計における注意したいポイントのお話です。どのような空間を作れば患者さんを満足度させることができるのか、医院で働くスタッフの効率を上げるためにはどのような工夫が必要なのかなどのポイントをご説明致します。
もくじ
【導線はシンプルでスムーズに】
患者さんが利用しやすい、またスタッフが働きやすい環境を作るためには適切な導線の計画をする事は凄く大切です。大きく分けて「導線分離」、「セミオープン」など、導線の種別がございます。(詳しくはこちらの記事をご参照ください:https://www.shibata-homes.co.jp/1144 )
患者さんが来院し受付、順番待ち、診察、会計までの流れがスムーズだと患者さんにストレスを与えず、安心感にも繋がります。
来院後は入り口を入り、受付をし、待合スペースへ向かいます。
待合スペースでは、患者さんの様子や体調の変化等に気付けるよう受付に立つスタッフから患者さんの顔が見えるようなつくりが望ましいです。患者さんのプライバシーを守るためにも顔は見えるものの、視線は極力、合わないようにするのがベストです。
そして、待合室から診察室へ移動する通路は迷わず、分かりやすく、行けるようシンプルなつくりにしましょう。
また、導線以外にも検討すべきポイントはたくさんあります。
例えば、患者さんは徒歩で来る方や自転車、車いす、車を利用する方など来院方法は様々です。特に雨の日は屋根がある車寄せがあると親切でしょう。
自転車の方には、同様に駐輪場から入口まで屋根をつけてあげるのも親切でしょう。
また、土足でクリニックに入れる、車椅子のまま診察を受けられるよう段差を解消する計画というのも患者様・介助者両者ともに利用しやすく、又、混雑の解消にもなります。
【プライバシー保護の為の防音】
最近のクリニックでは、診察室とは別にカウンセリングルームを設けるケースが増えてきています。カウンセリングルームでは治療内容や患者さんの緊張をほぐすためにプライベートな話をすることもあるでしょう。又、意外と対策出来ていないのが、院長室やスタッフルームもプライバシーに関係する会話をする場合があります。これらに対し、防音対策がしっかりしていなければ話の内容が漏れて、聞こえてしまいます。防音対策は、後から行うとコストが余計にかかってしまいます。
設計の時点から防音対策に考慮し、計画を進めると良いでしょう。
【診察室の広さ】
診察室はできるだけ広い方がお客様の安心感へ繋がります。
ただどうしてもスペースに限りがあるので、車椅子や杖を使用し歩く方、妊娠中や小さなお子様を連れた方を優先的に通す広めの診察室を一室、計画に入れるのは良いでしょう。
このように、計画時から配慮しておくべきポイントは多数あります。
テナント、新築、それぞれの立地、条件によっても異なります。
商業施設の工事を請負う建設会社は多数あります。ただ一括りに商業施設の施工といっても飲食店もあれば、アパレル店舗などの業種も多数あり、それぞれ異なります。
特に歯科医院は、医療施設の中でも医療配管などを含め、特殊な知識が必要になります。歯科医院の新規開業においては、経験豊富な設計、建設会社かどうかをしっかり調査し、選定する事をおすすめします。
株式会社シバタホームズでは歯科医院の新規開業、リニューアルにおける
≪勝てる歯科医院づくり≫のご提案をさせていただいております。
ご希望に沿って、オンラインでのお打ち合わせも可能ですので、経験豊富な株式会社シバタホームズに是非一度お問い合わせください。
『首都圏エリアのデンタルクリニックのデザイン設計・施工』
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